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執筆者の写真plantecook

日本の食と文化、出前授業へ


薄れかけてゆく郷土料理や行事食を子ども達と作る機会を作りたいなぁとここ数年、

福岡市小学校へ出かけています。可愛い年男年女さんの5年生達には『節分と恵方巻』


今年は和のことを伝えている着物教室主催の松浦浩子先生とコラボして、さらに深い文化の意味や想いを伝えて貰いました。

「食べる事」を入り口に文化や歴史、地理や算数・国語など繋がる工夫してますが、やはり一番大切なのは「心」です。吉備団子を桃太郎の為にこさえたお婆ちゃんの思いが鬼退治のチカラになったように、手料理には作る人の「気」が込められること。その気持ちの温かさ作る楽しさ、分かち合う喜びが料理の魅力です。でもお箸の置き方にも意味があることは私も勉強になりました。また第二弾もできるといいな。


季節を分けると書く「節分」はもともと年に4回あったそうです。

今では立春の前だけ残っています、季節と季節の隙間に邪気が入りやすいので、鬼を払って気持ちよく新しい季節を迎える節目。 ⚫︎鬼はなぜ牛の角、寅のパンツなのか ⚫︎鬼門の話 ⚫︎豆の持つ霊力の話し ⚫︎なぜ豆を撒くのか、から鞍馬山の鬼退治の昔話(魔目、魔滅につながる話し) ⚫︎年男年女の話し ⚫︎節分に蕎麦を食べるということ ⚫︎恵方とは年神様がたくさんの福を持ってやってくる方向 ⚫︎何故恵方を向いて食べるのか ⚫︎家族や大切な人を思って作ったもののパワー ⚫︎桃太郎のきびだんごの話し ⚫︎おむすびの話し ⚫︎心を込めてお箸を用意するということ

などなど、伝統行事それぞれにはたくさんの意味を心を込めて伝えてくれしました。

『食』はただ食べるいうことだけではなく、心を育ててくれます。


ということで、今年の恵方巻きは蕎麦寿司。 薄焼き卵に苦戦しながらみんなそれぞれに頑張って美味しく楽しくいただきました感謝。







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